2021.04.22 釣りの入門ガイド

【保存版】釣り糸の結び方 「クリンチノット」

2021.04.22 釣りの入門ガイド

釣り糸の結び方を覚えることは、魚釣りの基本だ。種類は多岐にわたり、釣り人のあいだで「どの結び方が強いのか?」など、話が盛り上がることがよくある。これから釣りを始めるのであれば、基本の結び方だけ覚えておけばいいだろう。

その1つが、今回取り上げる「クリンチノット」だ。結び方は難しくはない。ここでは、画像を用いながら、5つのステップに分けて解説する。画像ではわかりづらいという方のために、記事の最後に動画も用意した。併せて参考にしてほしい。

【5段階評価】

結びの速さ:★★★★☆
結びの強さ:★★☆☆☆
ビギナーおすすめ度:★★★★★

クリンチノットとは?

クリンチノットは、モノフィラメント系の釣り糸を、ルアー・フライ・スイベルなどに接続するノットだ。細い釣り糸(1号以下)から太い釣り糸(5号前後)まで幅広く使える。端イトを上の輪に折り返し、全体を締め込むと、さらに強度が増す。

フライフィッシングやアジング、バス釣りなどで用いるとよいだろう。さっそく、釣り糸の結び方を見ていきたい。下の図に手順が書かれているので、目を通してほしい。

クリンチノットの結び方

5つの手順で解説したが、なんとなくわかってきただろうか?「わかったような、わからなかったような」という方のために、動画の静止画に沿って各ステップを見ていくことにする。

ステップ1.

ヨリモドシの輪にイトを通し折り返し、折り返した端イトを、本線イトに5回ほど巻き付ける。

ステップ2.

ヨリモドシとの間にできた輪に端イトを通す。この時、端イトでできた輪を親指と人差し指で持ち、端イトを掴むようにするとスムーズにいく。

ステップ3.

輪に通した端イトをゆっくり引っ張る。

ステップ4.

本線イトと端イトをしっかり引き締める。

ステップ5.

端イトを切り落とせばクリンチノットの出来上がりだ。

まとめ

今回はポピュラーで初心者にもおすすめの、クリンチノットについて解説した。手早く簡単に結べるため、この記事を参考にしながら、まずは自宅で練習してみてほしい。慣れてきたら、スムーズに結べるようになるだろう。先に触れたとおり、クリンチノット以外にも釣り糸の結び方はある。この機会に、いろんな結び方を覚えてみてはいかがだろうか。

この記事の動画はこちら