2021.04.23 釣りの入門ガイド

【保存版】釣り糸の結び方「チチワ結び」「チチワぶしょう付け」

2021.04.23 釣りの入門ガイド

釣りにおける仕掛けづくりには、いくつかのキモがある。初心者のうちは、その全てを網羅する必要はない。ただし、基本は押さえておこう。特にマスターしたいのは「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」だ。

最初は、うまくできなくて構わない。何度も練習を重ね、自分のものにしてほしい。この記事では画像を交えながら、「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」について解説する。

【5段階評価】

結びの速さ:★★★☆☆
結びの強さ:★★★☆☆
ビギナーおすすめ度:★★★★★

Contents

「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」とは?

チチワ結びと、チチワぶしょう付けの概要に触れておこう。まずは、8の字結びを使ったチチワ結びだ。チチワ結びをすることにより、充分な強度を得ることができる。

一方、釣り竿の先端に道糸の端を接続する際、取り入れたいのがチチワぶしょう付けだ。この結び方は、8の字結びを2回行なうだけで完成する。

先端につまみの付いたチチワを作ることで、道糸を接続することが可能だ。また、釣りが終わったら、簡単に取り外すことができる点も魅力だろう。ノベ竿を使った海の堤防釣りや、各種の川釣りでは、ぜひ覚えておきたい結び方だと言える。

チチワ結びのやり方

チチワ結びのやり方を解説しよう。図の中に手順が書かれているため、まずはそれを参考にしてほしい。

上記の4つのステップまでが、チチワ結びの一連の流れだ。一方、チチワぶしょう付けの場合、ここからもうひと手間かける必要がある。順番に見ていこう。

チチワぶしょう付けのやり方

チチワぶしょう付けのやり方は、難しいものではない。手順としては、まずチチワ結びを作ることから始める。以降は、次の図のとおりだ。

ざっと解説したが、なんとなくわかってきただろうか?「わかったような、わからなかったような」という方のために、動画の静止画に沿って各ステップを見ていくことにする。

ステップ1.イトを二つ折りにし、輪をつくる

 ステップ2.二重にしたイトでもう一つ輪をつくる

ステップ3.端が輪になっている方のイトでひと巻する

ステップ4.輪になっている端を下から先ほど作った輪に通す

ステップ5.輪に通した端をゆっくり引っ張り締めていく

 ステップ6.最後までしっかり締める

 ステップ7.反対側のイト2本のうち、1本を結び目近くでカットする

これで、チチワ結びの完成だ。引き続き、チチワぶしょう付けのやり方も解説しよう。

ステップ8.端が輪になっている方を上にして、中指を使いながらもう一度輪をつくる

 ステップ9.クロスする部分をしっかり抑え、輪になっている部分を半回転させる

ステップ10.もう一方のイトを今作った輪の中に入れ、ゆっくりと締めていく

 ステップ11.輪になっている先端をカットする

ステップ12.結び目2つでできた輪を2つ折りにし、ハート型をつくる。そのハート型を2つ重なるように外側から折りたたむ

ステップ.13できた輪に道糸を通して、イトをゆっくり・しっかり引く

ステップ14.しっかり締め、道糸の結び目にあわせたら完成

ステップ15.結び目の先を持ち引っ張れば、簡単に外せる

 

まとめ

今回は、チチワ結びと、チチワぶしょう付けについて解説した。もしかすると、自分にできるだろうかと、難しく感じてしまったかもしれない。だが、何度かやっていくうちに、自然と身につけることができるだろう。この記事を参考にしながら、まずは自宅で練習してみてほしい。

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