【保存版】釣り糸の結び方「チチワ結び」「チチワぶしょう付け」
釣りにおける仕掛けづくりには、いくつかのキモがある。初心者のうちは、その全てを網羅する必要はない。ただし、基本は押さえておこう。特にマスターしたいのは「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」だ。
最初は、うまくできなくて構わない。何度も練習を重ね、自分のものにしてほしい。この記事では画像を交えながら、「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」について解説する。
【5段階評価】
結びの速さ:★★★☆☆
結びの強さ:★★★☆☆
ビギナーおすすめ度:★★★★★
Contents
- 1 「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」とは?
- 2 チチワ結びのやり方
- 3 チチワぶしょう付けのやり方
- 3.1 ステップ1.イトを二つ折りにし、輪をつくる
- 3.2 ステップ2.二重にしたイトでもう一つ輪をつくる
- 3.3 ステップ3.端が輪になっている方のイトでひと巻する
- 3.4 ステップ4.輪になっている端を下から先ほど作った輪に通す
- 3.5 ステップ5.輪に通した端をゆっくり引っ張り締めていく
- 3.6 ステップ6.最後までしっかり締める
- 3.7 ステップ7.反対側のイト2本のうち、1本を結び目近くでカットする
- 3.8 ステップ8.端が輪になっている方を上にして、中指を使いながらもう一度輪をつくる
- 3.9 ステップ9.クロスする部分をしっかり抑え、輪になっている部分を半回転させる
- 3.10 ステップ10.もう一方のイトを今作った輪の中に入れ、ゆっくりと締めていく
- 3.11 ステップ11.輪になっている先端をカットする
- 3.12 ステップ12.結び目2つでできた輪を2つ折りにし、ハート型をつくる。そのハート型を2つ重なるように外側から折りたたむ
- 3.13 ステップ.13できた輪に道糸を通して、イトをゆっくり・しっかり引く
- 3.14 ステップ14.しっかり締め、道糸の結び目にあわせたら完成
- 3.15 ステップ15.結び目の先を持ち引っ張れば、簡単に外せる
- 4
- 5 まとめ
「チチワ結び」と「チチワぶしょう付け」とは?
チチワ結びと、チチワぶしょう付けの概要に触れておこう。まずは、8の字結びを使ったチチワ結びだ。チチワ結びをすることにより、充分な強度を得ることができる。
一方、釣り竿の先端に道糸の端を接続する際、取り入れたいのがチチワぶしょう付けだ。この結び方は、8の字結びを2回行なうだけで完成する。
先端につまみの付いたチチワを作ることで、道糸を接続することが可能だ。また、釣りが終わったら、簡単に取り外すことができる点も魅力だろう。ノベ竿を使った海の堤防釣りや、各種の川釣りでは、ぜひ覚えておきたい結び方だと言える。
チチワ結びのやり方
チチワ結びのやり方を解説しよう。図の中に手順が書かれているため、まずはそれを参考にしてほしい。
上記の4つのステップまでが、チチワ結びの一連の流れだ。一方、チチワぶしょう付けの場合、ここからもうひと手間かける必要がある。順番に見ていこう。
チチワぶしょう付けのやり方
チチワぶしょう付けのやり方は、難しいものではない。手順としては、まずチチワ結びを作ることから始める。以降は、次の図のとおりだ。
ざっと解説したが、なんとなくわかってきただろうか?「わかったような、わからなかったような」という方のために、動画の静止画に沿って各ステップを見ていくことにする。
ステップ1.イトを二つ折りにし、輪をつくる
ステップ2.二重にしたイトでもう一つ輪をつくる
ステップ3.端が輪になっている方のイトでひと巻する
ステップ4.輪になっている端を下から先ほど作った輪に通す
ステップ5.輪に通した端をゆっくり引っ張り締めていく
ステップ6.最後までしっかり締める
ステップ7.反対側のイト2本のうち、1本を結び目近くでカットする
これで、チチワ結びの完成だ。引き続き、チチワぶしょう付けのやり方も解説しよう。
ステップ8.端が輪になっている方を上にして、中指を使いながらもう一度輪をつくる
ステップ9.クロスする部分をしっかり抑え、輪になっている部分を半回転させる
ステップ10.もう一方のイトを今作った輪の中に入れ、ゆっくりと締めていく
ステップ11.輪になっている先端をカットする
ステップ12.結び目2つでできた輪を2つ折りにし、ハート型をつくる。そのハート型を2つ重なるように外側から折りたたむ
ステップ.13できた輪に道糸を通して、イトをゆっくり・しっかり引く
ステップ14.しっかり締め、道糸の結び目にあわせたら完成
ステップ15.結び目の先を持ち引っ張れば、簡単に外せる
まとめ
今回は、チチワ結びと、チチワぶしょう付けについて解説した。もしかすると、自分にできるだろうかと、難しく感じてしまったかもしれない。だが、何度かやっていくうちに、自然と身につけることができるだろう。この記事を参考にしながら、まずは自宅で練習してみてほしい。