初心者必見!知っておきたいハリの種類とは?
釣りで使うハリには種類がある。まだ釣りに慣れていない初心者は、選び方で混乱するだろう。お店の人に相談するのも1つの方法だ。でも、ハリの基本的な選び方は、覚えておいた方が便利だと言える。
そこで今回は、無数にある釣りバリの種類についてまとめてみた。ハゼの実釣での状況を交えながら説明しよう。ぜひ、最後まで読んでいただきたい。
Contents
ハリの形
ハリの形は、
- イトが結べる
- エサが付けられる
- 魚の口に掛かりやすい
- つけたエサが落ちない
の目的でつくられている。
最近ではワームという疑似エサをつけられるような特殊な形があるが、大昔のハリの形と現在の釣りバリの形はそれほど変わらない。
昔は今のように針金のようなものはない。木、動物や魚の骨や角など、硬くて削ることができるものが利用された。
釣りバリの基本構造は、ステンレス線の先端を尖らせてカーブさせている。現在は技術が進歩し、より細く刺さりやすいものへと進化した。
釣りバリの選び方
魚の大きさ、口の大きさに合わせて釣りバリを選ぶ。ハリは魚の口の特徴にあわせて作られており、またどのようなエサをつけるかにもよっても使うハリが違ってくる。使うエサの種類もハリの形に影響する。
釣りハリは大中小あれば大丈夫?
釣る魚に合うハリであれば、大中小のサイズを使い分けることで対応できる。同じ魚を釣る場合でも、ハリの形によって釣果に差が出るため注意が必要だ。
ハリのバリエーションは、たくさん魚を釣りたいと思うほど増えるだろう。初心者は、釣具屋さんがお勧めするハリから3本ほど絞ればいいだろう。
どんなハリが売られている?
ハリス付
ハリスをつける自動ハリス止めがついているのもある。
バラバリ(ハリ単体)
管付きバリ、そうでないものの2つに分けられる。
チモトとは?
ハゼの実釣りでハリを選んでつけてみる
最初は「ハゼ」などを使い、当たりがない、食いつきが悪いといったときには、ハリを変えてみるといいだろう。ここで具体例を紹介する。
ハゼライトは、ちょっと小さく、ハゼの目を引く蛍光玉もついている。通常のハゼ針に比べると若干細長い。エサが付きやすいなどのメリットがある。
一方、赤袖はフトコロが広いため、大きめのハゼに向いている。ハリはその日釣れる魚の状況を見ながら、変えるのもおすすめだ。
ハリス付を使ってみよう
ハリス付とは、ハリにイトが付いているものを指す。中には、自動ハリス止めが付いているのもある。ここでは写真に沿って、付け方を見てみよう。
ハリ1本1本がハリスと一緒にきちんと入っているため、端から糸をまっすぐ引き抜く。真ん中から貼りを取ると、ハリスが絡まる可能性がある。
ハリス止めが付いているものは、そこに引っ掛けるだけで大丈夫だ。
ハリスの長さは、釣る魚と同じくらいにし、しっかり固定しよう。長すぎる場合はカットしたらいい。
ハリス止めは、引っかければ止まるようになっている。自分が付けたい長さのところが、引っかかるように調整しよう。
こぶをつくる場合もあるが、ハゼなどの小さい魚なら、ハリの付いている方をまっすぐ引っ張り、固定する程度で十分だ。
ハリにエサ(イソメ)をつけてみる
エサのつけ方には「チョン掛け」と「通し刺し」がある。まずは、「チョン掛け」から説明しよう。まずは、図にある通りハリをしっかり持つ。
イソメは口が付いている方が頭。ゆるく持つと暴れるため、頭をぎゅっと強く持つのがコツだ。
イソメは口が硬い。横からチョンとさして抜く。
ハリから余って出ている「たらし」を、ある程度のサイズにカットにする。理由は、長すぎると食べきれなくて、なかなかハリにかからないからだ。
次に「通し刺し」を説明しよう。ハリをいさめの口の中まで押し込み、ハリの軸まで入るようにする。ハリ先はしっかり出す。ハリの先がイソメの口の中に入っていると、魚の口にハリが引っかからないためしっかり出そう。
たらしを、ある程度のサイズにカットにする。通し刺しの説明は以上だ。
ハリの外し方
ハリを外す際は、「チモト」をしっかり持って引き抜く。コツのようなものは、特にない。
すこし変わったハリ、イカリバリとは?
形が船の錨に似ているので「イカリバリ」という。3本付いていると「トリプルフック」と言う。用途はルアーに付ける。2本、3本の針があることで、多方向からルアーに寄って来た魚が、より引っかかりやすくなる。
画像にあるのは、「掛けバリ」だ。いろんな方向から体当たりしてきた、アユが引っかかりやすい。
まとめ
今回は、ハリの種類について解説した。ハリはその日の釣れる魚の大きさ、状況によって変えることがポイントだ。釣果はハリによって大きく違ってくる。
そういった意味では、重要な道具と言えるだろう。狙う魚の大きさに合ったハリを選べるよう、模索してみてほしい。