北海道えりも町のアジ釣りおすすめタックルとポイント紹介
今季は好調な滑り出しだった道南のサクラマスとヒラメ。しかし、釣果が上向いたタイミングで新型コロナによる緊急事態宣言が発令。せっかくのハイシーズンなのに週末に遠征しにくい事態になった。
そんな事情もあり、「ならば近場で!」というアングラーが多かったせいか、はたまた昨今のアウトドアブームの影響か、初夏は夜の海岸がやや密だった(笑)。
そうして早くから釣果が聞こえてきたのが、函館湾内のアジ。今年は例年よりサイズがよく、20cmは軽く超え、尺サイズの釣果情報も耳にする。
今回はルアーでねらうアジ、いわゆるアジングの基本タクティクスを紹介したい。
Contents
アジ釣りのタックル&タクティクス!地元民が教えるアジの釣り具
ロッドは6~7フィート、ウルトラライトアクションのアジング専用。スピニングリールは2000~2500番。ラインはPE、またはエステル0.2~0.3号。フロロカーボン2~3ポンドでもOK。
リグはジグヘッド単体、いわゆる「ジグ単」が手軽でおすすめ。ウエイトは0.6g~1.5gを、状況に合わせて使い分けたい。ワームは1.5~3インチのストレート、パドルテール、シャッド系など。柔らかいマテリアルで細身のシェイプだと魚が吸い込みやすく、フッキング率が高くなる。
アジタックル一覧
- ロッド 6~7フィート、アジング専用のウルトラライトアクション
- リール 小型の2000~2500番クラス
- ライン PEまたはエステル0.2号~0.3号、フロロカーボン2~3ポンド
- リグ ジグヘッド0.5~1.5g、ワーム1.5~3インチストレート
日中も釣れないことはないが、ポイントが絞りにくく、フグがうるさいのがネック。おすすめは夕方からの半夜釣り。アジは薄暗くなる頃から常夜灯付近に集まり、明暗の境目がねらいめになる。
アジは中層よりもしたやボトム付近のレンジにいることが多く、時間帯によっては表層でも釣れる。刻々と変わるアタリダナを捜すのも、この釣りの面白さ。
おすすめのアジの誘い方
リトリーブ中にちょんちょんと軽くトゥイッチを入れた後にストップ。ストップ後のカーブフォール中や、着底寸前にヒットするパターンが少なくない。
とはいえ、緩急をつけたリトリーブ中や、ボトムからリフトした後のフォール中にも食ってくる。これと決めつけず、いろいろな釣り方を試し、自分なりの食わせのアクションを追及したい。
夏のアジ釣りポイントはここだ!地元民が教える釣り場
函館港西埠頭(函館市)
夜間はゲートが閉められ、先端部に車は乗り入れられないが、ゲートの手前でも釣れる。緑の島側は根掛かりしやすく、函館ドック側は比較的根掛かりしにくい。
緑の島側は中層のやや深いレンジをスローリトリーブし、カーブフォールを入れる場合も着底させず、フワフワ漂わせるイメージで誘いたい。
茂辺地漁港(北斗市)
港内の常夜灯周りを探るのが基本戦略になるが、岸壁際はぼんやりと明るい港であるため、沖に遠投するのが効果的。
とはいっても、力んでキャストするとアジングの細いラインでは振り切れするのがオチ。ロッドの復元力で飛ばすイメージでキャストしたい。
まとめ
今回はアジを釣る際のタックルとポイント、おすすめフィールドを紹介した。夏の北海道でアジを釣る、アジングをする際に参考になれば幸いだ。