地元民が教える!北海道の7•8月夏の鮎(アユ)の友釣りポイントとおすすめタックル情報
アユの友釣りは全国的に人気の高い釣りであり、釣り人なら誰もがその釣法を聞いたことがあるだろう。しかし、道内の河川に天然アユがたくさん遡上していて、友釣りが楽しめることを知る人は多くない。2021年はアユの遡上量が多かったようで、各地で好釣果が出ていた。今シーズンはもう終了したが、来年ぜひチャレンジしてほしい。
北海道は友釣り人口が少なく、情報も乏しい。アユ釣りの人気がイマイチなのは、特殊なジャンルゆえ道具一式をそろえると財布に優しくなく、アユ用品の販売店も少ないからだろう。釣期は7月1日~9月15日までと短いことも関係しているかもしれない。
しかしながら、そんなマイナス面を考慮しても、やってみる価値はある。真夏の暑い日に奇麗な川に浸かって楽しむ時間は、まさに至福の一時。朱太川で釣れるアユは食味に定評があり、デビュー戦のフィールドとしてピッタリだ。
そこで今回はアユ釣りのタックルとタクティクス、おすすめフィールドを紹介する。
アユ釣りのタックル&タクティクス!地元民が教える鮎の釣り具
サオや仕掛けはポイント、魚のサイズなど状況に合うものを使うのが好ましく、上流域だと7m以下、中流域だと8m前後が使いやすい。仕掛けは上流域の短ザオだと魚との距離が近く、警戒されやすい。私は泳がせ釣りメインで静かにねらう。
天井イトはフロロカーボン0.6号、水中イトは同0.175号、中ハリスは同じ0.6号が基準。ハリは5~6.5号の4本イカリ、またはチラシなど。水温が低く追いが悪いときは後者が活躍する。
仕掛けの太さやハリのサイズは、魚の大きさに合わせて微調整すること。水深のある場所や流速の早い瀬では水中イトは複合メタルがよく、オモリも多用する。
アユタックル一覧
- サオ アユザオ7~8m
- 天井イト フロロカーボン0.6号
- 水中イト フロロカーボン0.175号、または複合メタル0.04~0.05号
- 中ハリス フロロカーボン0.6~0.8号
- ハリ 5~6.5号の4本イカリ、チラシなど
夏のアユ釣りポイントはここだ!地元民が教える釣り場
オトリアユや遊漁券は黒松内町内の菅原商会(TEL.0136-72-3547)で購入可能。中流域のおすすめポイントは睦一号橋周辺。入川しやすく、障害物が少ないので、長めのサオでもストレスなく楽しめる。
ただ、それだけに解禁当初から釣り人が入れ替わり入るため、先行者への声掛けや隣の釣り人との距離感などに配慮したい。
賀老橋周辺は下流の岩盤のトロ湯がよい。この辺りは川幅が狭く、川岸に生い茂っている。7m以下の短ザオが有利だ。オトリを静かに泳がせ、上に飛ばしていくのがベター。狭いポイントが多く、テクニカルな釣りになるが、良型は多い。
まとめ
今回はアユを友釣りする際のタックルとポイント、おすすめフィールドを紹介した。夏の北海道でオール天然のアユを釣る際に参考になれば幸いだ。
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