これだけは押さえておきたい!釣りエサ&ルアーの種類と特徴
釣りエサとルアーは、基本アイテムの1つだ。それぞれいくつかの種類と特徴がある。初心者の方は、「釣りエサとルアー、どちらがいいのか?」など、困惑することがあるかもしれない。しかし、難しく考えることはないだろう。釣りエサとルアーの種類と特徴を知れば、釣りたい魚に合わせて「何を選択したらよいか?」がわかってくる。
そこで今回は、釣りエサ&ルアーの種類と特徴と題し、最低限押さえておきたい基本情報をお伝えする。一度にすべてを理解する必要はない。まずは、「そういう釣りエサや、ルアーがあるんだな」と頭の片隅に置いてほしい。さっそく、本文へと進もう。
Contents
釣りエサとルアー
釣りエサの基本は、本物を使うことだ。本物のエサを使った方が、魚の本能を刺激することができる。また、ルアーに関しては、壊れない・丈夫・形が変わらない・投げやすい、という4つを押さえることが大事だ。それらの基本を知った上で、まずは本物のエサの種類から見ていくことにしよう。
本物のエサの種類
本物のエサには2つの種類がある。練エサと、生きているエサだ。それぞれの特徴を以下にまとめた。参考にしてほしい。
1.練りエサ
練りエサの原料は、普段魚が食べているもの、あるいは好きなものがいい。実際に使うときは、団子状にするのがポイントだ。
2.生きているエサ
海の魚に使うなら、元々海岸や海に住んでいるイソメ等が好ましい。そのほか、海で泳いでいる小魚、カニなどもいいだろう。一方渓流や川釣りの場合、ミミズが適している。
カワムシと呼ばれるカゲロウ、トビケラなどもおすすめだ。釣り場に住んでいる、生きている虫をエサにするのがポイントになる。そうすることで、イワナやヤマメなどが釣れるだろう。
生きているエサを使う理由
先ほど、生きているエサを使うことに関して触れた。そもそも、なぜ生きているエサがいいのだろうか。それには理由がある。本物のエサは、基本的に何でもよく釣れる。なぜなら、魚が普段から食べているからだ。
本物エサはニオイも強いことから、魚は「普段食べている自分の好きなニオイだな」と感じやすい。だから食いつきがいいのだ。
また、エサそのものが生きているため、活きのいいままつけるとエサが勝手に動いてくれる。目の前でリアルにしっぽを動かしたり、カニなら足やハサミを動かしてくれる。それが、魚の本能を強く刺激するのだ。
イソメなどの場合も、きちんと針に付けて残りの部分が動いていれば、魚にアピールすることができる。うまくいけば、魚がパクリと食べてくれるだろう。なお、本物のエサを使う時に気を付けたいことがある。
- エサが動きが悪くなってきた
- エサの色が変わってきた
そのような時はより新鮮なエサに付け替えて、よく動く新しいエサをあげることが大事だ。そういうことをこまめにやると、よりたくさん釣れることがある。
ルアーを使う理由
次に、ルアーを使う理由について解説しよう。そもそもルアーは、人が「こういう形をしていたら、魚にとってより魅力的な動きをするんじゃないか?」というアイデアから誕生している。使用するメリットは、次のとおりだ。
- 手が汚れない
- エサを買いに行く必要がない
- よく釣れる状態にするため、エサの管理をする必要がない
- 思いっきり投げ、水面に当たった時も壊れない
つまり、丈夫で形が変わらず、投げやすいのがルアーのメリットといえるだろう。釣り場の状況次第では、ルアーの方がよく釣れることもある。このあたりのことは、また別の機会に詳しくお伝えしよう。
ソフトベイト(ソフトルアー)
ルアーの種類に関して、ざっと取り上げておきたい。まずご紹介したいのは、ソフトベイトだ。ソフトルアー、あるいはワームと呼ばれることもある。原材料は柔らかいプラスチック樹脂だ。魚が好きな動きになるように、柔らかさや形に工夫がみられる。味やニオイがついているソフトベイトも多い。
その他のルアーとしては、ホッパー・ペンシルベイト・クランクベイト・バイブレーション・スピンテールジグ・メタルジグなどがある。時間があるときに、調べてみるといいだろう。
寄せエサの方法とは?
エサ寄せには、いくつかのやり方がある。たとえば、広い場所から釣りをする際、寄せエサを最初に撒いて魚を集め、釣りをするという方法などさまざまだ。この方法は、船に乗ってアジなどを釣る時に行う。
気をつけたいのは、場所によって寄せエサ禁止となっているケースがあることだ。だから、基本的に寄せエサは使わないケースが多い。これは覚えておきたいルールと言えるだろう。
まとめ
ここまで、釣りエサやルアーについて解説してきた。おおよその概要を理解することはできただろうか。釣りエサとルアーには違いがある。どちらがいい、悪いとは言えないところがあるのだ。だから、使い分けがポイントになってくるだろう。自ら判断できないときは、釣具店の店員や釣りが得意な人などに聞くといい。それらの情報を参考にしながら、ぜひ人気ポイントに出かけてみてはいかがだろうか。